うちのDIYの精神が半端ない件。

定休日の朝、ヒバリのシンボルだった”足場”を撤去した。ちょうど1年前、工事現場に積んであるような鉄パイプやアルミの足場板、そんなものがオープン前のヒバリに運び込まれた時は一体どうなることかと思ったし、だけど加賀さんと一緒に夜な夜なせっせと組み立てていたらワクワクしきて、なんとも言えない高揚感が私を包み込むから、しんどい作業も苦ではなかった。


だけど、ついにその足場はなくなった。コジマさんの腰周りにぶら下がるかっこいい道具を使って、それは30分足らずで解体された。早い。あっという間にヒバリの空気が変わってドキドキして、そしたらそのままブリがついちゃってリニューアルに向けて、がむしゃらに作業した。


足場を作った時となくした時にグッときた、デジャブのような高揚感。そこにあったものがなくなったからといって悲しいわけでもない。ただただ、いつでも前へぐいぐい進む感じがとても楽しくてワクワクしてたまらないのだ。そして、うちの場合、何かが全くなくなってしまうことはほとんどない。何故かというと、DIYの精神が半端ないからだ。


もともとあるものを使って、違うものに作り変える。あるものだけで、どうにかやる。そもそも、ヒバリに「あるもの」が、足場とか、ホームセンターで買ってきたコンテナとか「何でこれ?」って文句言いたくなるようなとんでもないものばっかだけど。


だけど、足場の材料はそのまま私が欲しかった掲示板になったし、バックヤードの隅っこで忘れられていた合板の切れ端は新しい平台になった。カウンター内の動線を考えぬいたら、できないと思ってたこともやれている。形と用途が最初から決まっているものは、その役目を終えると用がなくなるのかもしれないけれど、形のない「何だこれ?」みたいなものは、意外と色んなところでしっくりきてくれる。


DIYってDo it yourself、自分で作るって意味だけど、あるものでどうやるか、できないことをどうやったらできるかって考えることこそDIYの真髄だと思ってるよ。私は今、ヒバリの未来をDIYしている。もちろん、みんなで一緒に。形に見えない私の「何だこれ?」はとてもヒバリらしい精神だと自負している。変わらないためにアップデートし続ける。そんなことを考えながら、本日もお店に立っています。


きり

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update 2018.04.08